メイド好き、結構英国インテリアも好き。
2022年9月23日にオープンしたばかりの英国アンティーク博物館BAM鎌倉は、そんなメイド好きが妄想を捗らせるのにピッタリの博物館です。
早速鎌倉に行って見学してきました。
隈研吾デザインのモダンな建物
鎌倉の参道に立つモダンな印象の建物が、BAM鎌倉。
建築家 隈研吾氏がデザインを手がけた外装は、伝統工芸の鎌倉彫からインスピレーションを得て作られています。
建物下には本物のビンテージロンドンタクシーが停まっています。
時代別に階が分かれているよ
1階で丁寧な案内を聞き、中へ。
2階からジョージアン時代をテーマにした空間が広がります。
テーブルと棚を埋め尽くす銀食器にうっとり……!
かっこいいトランクや、近衛兵たちのアイテムも飾られています。
3階はシャーロックホームズの部屋。
階段を上がってすぐ、あの扉が現れます。
そして、ドア横のスペースに進むと息が止まります。
階段先にドレスを着たトルソーが……!
本棚もライトも、ドレスの後ろ姿もなんて美しいんでしょう!
ついメイドがそばにいる姿を妄想しちゃいます……。
そしてシャーロックのお部屋にお邪魔します。
窓辺から日の差し込むデスクには、たくさんの実験道具が。
アンティークならたくさんものが溢れかえってもお洒落な印象に仕上がるの、ずるいなぁなんて思っちゃいます。
ここを右に覗き込むと、書斎にシャーロックが。
結構びっくりしたのでぜひ現地に行って見てみてください。
寝室のインテリアも素敵。
奥まで入れないのが悔やまれますが、手前から見ても家具や小物を楽しめるよう工夫して配置されているのが伺えます。
4階はヴィクトリア時代。
ピアノに蓄音機に、美しい家具の数々!
一つ一つ見て回っていたら、時間がどんどん溶けていきます。
埃を落とすメイド、暖炉を掃除するメイド、窓を開けるメイド……もうここに椅子を置いてしばらく妄想に浸りたい……。
そして最後は隈研吾デザインの立礼式茶室。
掛け軸のような窓からは、美しい鳥居と緑が見えます。
この部屋には、英国と鎌倉、時代をつなぐ工夫がたくさん凝らされています。
コンパクトだけど、見どころたっぷり
ずっと楽しみにしていたBAM鎌倉。
たっぷり妄想できる要素が詰まっていて、コンパクトながら大満足の展示でした。
何より館長さんの熱意がすごい!
解説動画や本など、より展示を楽しむ工夫がたくさん凝らされています。
鎌倉にお越しの際はぜひ立ち寄って見てくださいね!
英国アンティーク博物館【BAM鎌倉】
https://www.bam-kamakura.com/
googlemap
月曜定休
10:00-17:00
(営業時間・展示内容などは変更されている可能性があります。必ず公式サイトをご確認ください。)
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撮影:相良